- 著 者:安田 まさえ
- 出版社:竹書房バンブー・コミックス
- 出版年:
『数学女子 1』,2010 年.
『数学女子 2』,2011 年.
『数学女子 3』,2012 年.
『数学女子 4』,2014 年.
『数学女子 5』,2015 年.
K大学理学部数学科の 内山 まな,渕上 さえこ,坂崎 ゆみ,酒井 とも の 4 人が数学科の男子や教官たちと織りなす日々を描いた 4 コマ漫画である.作者が鹿児島大学の数学科出身であり,数学科ならではのあるあるネタが満載となっている.数学科出身の方であれば,「分かる,分かる」と納得しながら大笑いできること請け合いだ.数学科出身でなくとも,理系の方であれば笑えるし,文系の方でも「数学科の女子ってこんな生活なの⁉︎」と驚きと共に笑えることだろう.4 コマ漫画なので,1 話完結ではるが,全体を通してのストーリーもしっかりと用意されている.なので,拾い読みもできるし,ストーリーを追って順に読んでいくこともできて 2 倍楽しめる.なお,最終巻の 5 巻には,4 人の卒業後の活躍を描いた物語が,書き下ろしで収録されている.
4 コマに数学科あるあるの笑いを凝縮してあり,とても楽しめる.数学科出身の方には,ぜひお勧めしたい.舞台となっている K 大学のモデルは鹿児島大学なので,進学を希望している受験生は読んでおくと入学後に楽しめるかもしれない.また,主人公の内山まなは,笑いの中にも数学に対して諦めないという姿を見せてくれるので,大学で数学が「数が苦」になってしまった人たちを,ほっこりさせてくれるのではないだろうか.4 コマのギャグ漫画であるのだが,所々に「そうなんだよね〜」と思わせてくれる,そんな一面もある.
ぜひ読んでみてもらいたいと,願いつつ,おしまい.

